舞台は大阪と広島・尾道…秋の朝ドラは「てっぱん」

[ 2010年1月7日 16:42 ]

 NHK大阪放送局は7日、今年9月にスタートする連続テレビ小説の題名が「てっぱん」に決まり、大阪市と広島県尾道市が舞台になると発表した。広島県が連続テレビ小説の主な舞台になるのは、1978年の「わたしは海」以来だという。

 大阪でお好み焼き屋を開業することになったヒロインの笑いと涙の奮闘記。大阪の気難しい祖母と尾道育ちのまっすぐな孫娘がぶつかり合いながら互いを認め合う姿を通じて、世代、地域の結び付きを描く。
 NHKドラマ「盲導犬クイールの一生」などを手掛けた寺田敏雄さんが脚本を担当。記者会見で寺田さんは「普段の生活の中で、教えたり教わったりの人間関係がへたくそになっている。18歳のヒロインと70歳近いおばあちゃんが突然暮らし始めたら、どんなぶつかり合いがあるのか、じっくり描きたい」と語った。
 ヒロインはオーディションで選考し、3月までに決定する予定。

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2010年1月7日のニュース