「戦場のピアニスト」監督 欠席のまま量刑言い渡しを

[ 2010年1月7日 11:24 ]

 約30年前の米国での少女淫行事件により、スイスで軟禁下にある映画「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督の刑事司法手続きに関する審理が6日、米ロサンゼルス郡地裁であり、米メディアによると、監督は欠席のまま事件の量刑言い渡しをするよう求める書簡を判事に提出した。

 判事は監督の主張の正当性を見極めるとし、今月22日に再び審理を開くことを決めた。6日の審理は弁護側の要請で開かれた。
 ポランスキー監督は淫行事件の裁判で有罪を認めたが、保釈中の1978年に欧州へ逃亡。昨年9月にスイスで身柄を拘束された。(共同)

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2010年1月7日のニュース