闘病の立川談志…1月復帰ならず入院も検討

[ 2009年12月29日 06:00 ]

 約5年前に患った糖尿病による体調不良のため8月から療養中の落語家立川談志(73)は回復が遅れ、目指していた来年1月の復帰が難しくなった。所属事務所が28日、報道各社にファクスで報告した。

 談志は8月14日に「体調がすぐれないのでしばらく休みたい」と事務所に申し出た。それでも同21日に都内で弟子の立川談笑(44)の落語会に出演したが、その高座で「落語もこれが最後だと思う」と弱気を見せ、談笑におぶられて退場。医師から「約3カ月の治療を要する」との診断を受け、一門会などすべての仕事をキャンセルして主に自宅で療養を続けてきた。回復は思わしくなく、今後入院治療に切り替えることを検討しているという。
 談志は「生まれて初めて長期にわたる病気で患っています。予定通り年内休養のはずが、ずれ込んでつらい日々を送っています。また元気が出てきたら、たまには談志の顔を見に来てください」とのコメントを出した。

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2009年12月29日のニュース