リア女優に!「劇団EXILE」舞台で復帰

[ 2009年10月6日 06:00 ]

「EXILE」の演劇で女優デビューするリア・ディゾン

 4月に女児を出産した歌手でタレントのリア・ディゾン(23)が女優デビューする。人気男性グループ「EXILE」の演劇プロジェクト「劇団EXILE」の新作「Words~約束/裏切り~すべて、失われしもののため…」(29日から東京・青山劇場)に出演。これが本格的な仕事復帰となり、サイボーグ役で殴る蹴るのアクションにも挑む。

 昨年10月にスタイリスト(30)と電撃結婚し、4月24日に長女・美蘭(みら)ちゃんを出産。育児を優先しながらイベントなどに出演してきたが、本格復帰で女優&舞台デビューを飾る。
 「Words…」はEXILEのリーダー、HIRO(40)がゼネラルプロデューサーを務める「劇団EXILE」の第3回公演作品。第3次世界大戦後の近未来都市が舞台。EXILEのイケメンパフォーマー、AKIRA(28)扮する主人公の恋人役サーシァをリアが演じる。
 サーシァは戦死し、再びサイボーグとしてよみがえる設定。米ラスベガス生まれで日本語は完ぺきではないリアだが、役柄をサイボーグにすることで微妙な発音を“長所”に生かすナイスアイデアだ。
 演出面では大胆なイメージチェンジに挑む。もともと人見知りする引っ込み思案の性格だが、男どもを次々となぎ倒す派手な立ち回りシーンを用意。ダンスは得意なだけに、稽古場でも「アクションの勘は凄くいい」と評判だ。
 リアは「初めての舞台なので一生懸命頑張っています。仕事と家庭の両立は大変ですが、主人も家族も支えてくれています。頑張って練習して、良い舞台にするので是非みなさん見に来てください!」と力が入っている。
 共演はEXILEのMATSU(34)、荻野目慶子(45)、水野絵梨奈(16)ら。青山劇場で29日から11月11日まで。同月20~23日には大阪のシアターBRAVA!で上演される。

 ◆リア・ディゾン 1986年9月24日、米ラスベガス生まれ。父は中国系フィリピン人、母はフランス系米国人。06年にコスプレ写真を載せた公式ホームページに3カ月間で200万件近いアクセスが殺到。10月に「週刊ヤングジャンプ」の表紙&巻頭を飾り「アグネス・ラム以来の米国出身アイドル」として注目される。同月にビクターから歌手デビュー、翌07年にNHK紅白歌合戦初出場。08年10月、ライブ中に“できちゃった結婚”を発表。休業に入った。1メートル67、血液型O。

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2009年10月6日のニュース