吉本 TOB後に株主優待制度廃止へ

[ 2009年9月11日 19:33 ]

 吉本興業が計画する株式の非上場化をめぐり、同社は11日、投資会社「クオンタム・エンターテイメント」による公開買い付け成立後に、観劇券や割引券を発行してきた株主優待制度を廃止すると発表した。

 またクオンタムは同日、この制度に代わり、吉本興業の支援者を対象にした「特別ファンクラブ」の創設を検討していることを明らかにした。

 特別ファンクラブは、2007年1月1日から09年12月31日までに優待を受けた株主のほか、インターネットを経由して一定金額以上の入場券を購入したファンが対象。入会にはゴールド会員2千円、シルバー会員千円の年会費が必要としている。

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2009年9月11日のニュース