押尾容疑者を起訴  通報までには3時間だった

[ 2009年8月24日 15:36 ]

 合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された俳優押尾学容疑者(31)が、東京都港区のマンションで一緒にいて死亡した飲食店従業員の女性(30)の異変に気付いてから119番通報までに約3時間を要していたことが24日、警視庁捜査1課への取材で分かった。

 東京地検は同日、2日ごろにこのマンションの部屋でMDMA若干量を飲んだとして、同法違反(使用)の罪で押尾容疑者を起訴した。
 女性からは薬物反応が検出されていることから、同課や東京地検は、女性の死因との関係とともに、119番後に部屋を出るなどした押尾被告の行動が適切だったかどうか、引き続き捜査している。
 同課によると、女性に異変があったのは8月2日午後6時半ごろ。押尾被告は「女性は手がけいれんするなどしたので、心臓マッサージをした」と供述。女性の肋骨はマッサージによるとみられる力で折れていた。
 午後7時ごろ、押尾被告はマネジャーに「意識が戻らない」と連絡し、マネジャーは約40分後に部屋に到着。マネジャーらは午後9時20分ごろに119番、押尾被告はその後、部屋を出たという。

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2009年8月24日のニュース