「湾岸署」課長がパトカーと接触事故

[ 2009年7月28日 06:00 ]

パトカーと接触事故を起こした小野武彦

 映画やドラマで大ヒットした「踊る大捜査線」シリーズで、「警視庁湾岸署」の刑事課長役で出演している俳優の小野武彦(66)が27日未明、東京都世田谷区の路上で、パトロール中だった“本物”のパトカーと接触事故を起こしていた。

 警視庁北沢署によると、27日午前1時半ごろ、世田谷区経堂4丁目の交差点で、自宅に戻る途中の小野の乗用車が左折して区道に進入しようとしたところ、右側から同署のパトカーが接近。小野はブレーキを踏んで停止したが、車の一部がすでに区道に進入していたため、前方を通過したパトカーの後部左バンパーと、乗用車の前部右バンパーとがこするように接触したという。
 パトカー、小野の乗用車ともにすぐに停止し、小野は「申し訳ない。青信号が自分側の信号と思って間違えてしまった。全面的に自分が悪い」と署員に平謝り。「修理代も全額負担する。保険で対応したい」などと話したという。幸いにも小野、署員ともにケガはなく、パトカーの傷もこすった程度だった。
 所属事務所は「事故後、物損事故として北沢署にて事故処理も完了しており、今後同署への出頭予定もございません。保険会社にも連絡済みです。ご心配をおかけしました」とコメント。長く警察官を演じているとあって、事故への対応もお手のもの!?だった。小野は27日も予定通り仕事に向かったという。
 「踊る…」シリーズで小野演じる湾岸署の袴田健吾刑事課長は、神田署長(北村総一朗)、秋山副署長(斉藤暁)とのトリオで「スリーアミーゴス」として人気。

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2009年7月28日のニュース