GLAY覆面ユニット“革ジャンのサムライ”奏でる

[ 2009年7月25日 22:50 ]

「イサム・カタヤマ=アルチザナル・ライフ」初日舞台あいさつに登場した(左から)HISASHI、TAKURO、片山勇氏、谷中敦、牧野耕一監督

 4人組ロックバンド「GLAY」のTAKUROとHISASHIが25日、東京・渋谷のシネマライズで行われた人気レザーブランド「BACKLASH」のオーナー兼デザイナー、片山勇氏(43)を追ったドキュメンタリー映画「イサム・カタヤマ=アルチザナル・ライフ」(牧野耕一監督)の初日舞台あいさつに登場した。

 GLAYは主題歌「LET ME BE」を片山氏のために書き下ろした。さらに、同氏と親交の深いTAKUROとHISASHIの2人は覆面ユニット「audio2audio」を結成し、全編のサウンドトラックを担当。普段と違う創作活動に取り組んだHISASHIは「片山さんの人生のBGMを作る役なんだと思うと自宅で緊張した。BACKLASHを着ながら音楽を考えていた」と緊張感あふれる曲作りが刺激になった様子だった。

 作中に使用された楽曲はCD化される予定が今のところなく、聞けるのは映画を見た人だけ。GLAYの登場と“お宝音源”の効果で、この日はGLAYファンが殺到。220席のチケットがすぐに完売となった。

 映画はメディア露出が極度に少ない“革ジャンのサムライ”とも呼ばれるカリスマデザイナーの姿を、牧野監督が1年以上に渡って密着したドキュメンタリー作品となっている。

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2009年7月25日のニュース