マイケル存命ならロンドン公演の初日…ファンが追悼

[ 2009年7月14日 10:21 ]

 急死した米人気歌手マイケル・ジャクソンさんがロンドン公演をスタートさせる予定だった13日夜、公演会場のO2(オーツー)アリーナ前の広場にファンら2000人以上が集まり、ジャクソンさんを追悼した。

 広場ではジャクソンさんの曲を流すラジカセを中心に大きな人だかりができ、ファンが思い思いに自慢のダンスを披露。ヒット曲「ビリー・ジーン」などを合唱した。
 臨時ステージの上でジャクソンさんを追悼するダンスや歌が繰り広げられるのを見て、涙を流す女性ファンの姿も。ステージ脇には花束やメッセージを書いた紙などが所狭しと並んだ。
 髪形から衣装までジャクソンさんをまねた格好をした女性のアナベル・ホルブさん(30)は、オーストリアのウィーンからこの集会に参加。初日のチケットも購入済みだったといい、「4歳の時から彼のファンだった。彼の歌、ダンス、人を楽しませる才能、すべてが好きだった」と時折声を詰まらせながら語った。(共同)

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2009年7月14日のニュース