「沈まぬ太陽」タイ田舎町に“羽田空港”再現

[ 2009年7月9日 06:00 ]

映画「沈まぬ太陽」の製作報告会見を行った(左から)三浦友和、主演の渡辺謙、石坂浩二

 山崎豊子氏(84)の同名ベストセラーを映画化した「沈まぬ太陽」の撮影が終了し、8日、都内で主演の渡辺謙(49)、三浦友和(57)らが会見した。85年の日航ジャンボ機墜落事故を題材に、出世競争や労使対立を描く。渡辺は、労働組合委員長を務めたために海外に左遷される航空会社社員役。「仕事とは?生きるとは?と、テーマは現代にピッタリ」とアピール。イラン、ケニア、タイと3カ国で海外ロケ。タイでは、田舎町の空港を80年代の羽田空港に見立てて撮影。気温35度、湿度70%の中、正月のシーンのために航空会社会長役の石坂浩二(68)と2人でオーバーコート姿になった。10月24日公開。

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2009年7月9日のニュース