今田耕司がまじめに舞台「ホリケンと共演楽しみ」

[ 2009年5月30日 06:00 ]

ポスタービジュアルも完成。前列右から今田耕司、堀内健、後列右から村上大樹、高橋茂雄、高田郁恵、小杉竜一

 創刊60周年のスポニチが特別編集局長に迎えた今田耕司(43)がシリアスな舞台に主演する。東京・下北沢の本多劇場で6月26日に幕を開ける「愛 Pod」で、芸人とは一味違った“役者の顔”に注目が集まる。新婚ほやほやのネプチューン堀内健(39)ら、共演者も豪華で話題を呼びそうだ。

 安定感のあるトークでお茶の間の評価も高い今田が、いま、どっぷりとハマっているのが舞台の魅力。東京・新宿の「ルミネtheよしもと」を拠点とする吉本新喜劇では座長として活躍する一方、本格的な芝居にも真剣に取り組んでいる。
 昨年3月に本多劇場で上演された初主演舞台「尋常人間ZERO」がのめり込むきっかけをつくった。好評のうちに終わり、今田サイドには「また見たい」という声が多く寄せられていた。そんなファンの要望に応えるべく実現するのが「愛 Pod」だ。
 「SMAP×SMAP」「めちゃ×2イケてるッ!」などを手掛ける放送作家の鈴木おさむ氏(37)が「尋常人間…」に続いて作・演出を担当。テーマは嫉妬(しっと)。才能のある者とそれにジェラシーを感じる男を軸に、それに巻き込まれていく人々を描いた物語だ。人間の心の揺れを巧みに描写した内容で、今田も「テレビや新喜劇で見たことのない新たな今田耕司をぜひ見てください」と意気込んでいる。
 共演は、22日に神奈川県在住の17歳年下の女性(22)と結婚したばかりのホリケンをはじめ、お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄(33)、「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一(35)、劇団「拙者ムニエル」の村上大樹(35)、そして紅一点として劇団「毛皮族」の高田郁恵(26)ら。今田も「普段、あまり共演したことのないホリケンとのカラミを楽しみにして!」とアピールしている。

 ◆チケット “演劇の街”下北沢のシンボル的な存在である本多劇場は82年11月3日の開場以来、小劇場演劇の一大拠点として知られる。「愛 Pod」の公演は3日間で4回。30日からチケットが発売される。問い合わせはチケットよしもと=(電)0570(036)912=へ。

続きを表示

2009年5月30日のニュース