二十三回忌来場者には“総額5億円”裕次郎焼酎

[ 2009年5月22日 06:00 ]

石原裕次郎二十三回忌で限定5万人に渡される特別記念プレゼントの芋焼酎とメモリアルブック

 7月5日に行われる故石原裕次郎さんの二十三回忌セレモニーでは、限定5万人に記念品が渡される。限定芋焼酎「一刻者(いっこもん)」とメモリアルブック「昭和の太陽 石原裕次郎」のセットで、計1万円相当。焼酎の陶器ボトルには、兄の石原慎太郎都知事がイメージした裕次郎さん最後のメッセージがつづられている。

 おーい、みんなどうしてる。俺(オレ)は、あいかわらず天国でも飲んでるゼ。
 生前、大の酒好きで知られた裕次郎さんらしいメッセージがボトルに刻まれた。
 同封されるカードでは、慎太郎氏が「弟・裕次郎に代わり、ファンのみなさまへの最後のメッセージをこのボトルに書きました。酒が好きで、人が好きで、にぎやかなことが好きな弟だったから、こんなセリフを言うんじゃないかと思います」と説明。「どうぞグラスを掲げて、裕次郎に乾杯してやってください」と呼び掛けている。
 「一刻者」は市販もされているが、今回は宝酒造がストレートやロックのお酒を好んだ裕次郎さんをしのんで、割水を加えない原酒を限定品として製造。アルコール度数は38度で720ミリリットル。箱も、青年期から壮年期にかける裕次郎さんの写真数十点がプリントされている。記念品にはメモリアルブックもあり、421点の写真を掲載。俳優や歌手、スターとしての顔だけでなく、貴重なプライベートショットも収められている。
 21日の会見で、舘ひろし(59)は「裕次郎さんはパンチの利いた、味わいのあるお酒をありのままで飲むのが好きだった」と振り返った。
 99年の十三回忌でも、ワインと日本酒の記念ボトルが無料配布された。その後、大きな反響があり、予約注文販売が実施され、予約は80万セットに達した。03年の十七回忌では、主演した映画の特別上映会の来場者全員に日本酒と焼酎のセット「Forever Yujiro」が配られた。

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2009年5月22日のニュース