来春朝ドラは、水木しげる夫妻「ゲゲゲの女房」

[ 2009年4月23日 06:00 ]

 来年3月29日にスタートするNHK朝の連続テレビ小説が、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる水木しげる氏(87)の妻、武良布枝(むら・ぬのえ)さんの自伝を原案にした「ゲゲゲの女房」に決まった。

 番組はシリーズ82作目。東京・調布を舞台に、極貧生活の中でも、好きなことに打ち込む夫を支え、おおらかに生きるヒロインとその家族を描く。布枝さんの故郷の島根県安来市や、しげる氏の故郷の鳥取県境港市も登場する。
 29歳当時の布枝さんが、10歳上のしげる氏とお見合いする場面からスタート。演出の落合将氏はヒロインについて「20代後半を考えており、ある程度、演技経験のある方を選びたい。オーディションは行わないつもり」と説明。7月までに発表する方針。脚本は同局ドラマ「トップセールス」などを手掛けた山本むつみさんが担当、「物質に囲まれたり豊かになるのとは違う幸せを描きたい」と語った。

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2009年4月23日のニュース