水嶋ヒロ「笑い顔の絶えない温かい家庭に」

[ 2009年4月4日 06:00 ]

 ◇幸せ一問一答◇

 ――お互いの第一印象は
 水嶋 若いのにハキハキしていてちゃんと意見を言うし、元気にあいさつをするし、出会ったことのないタイプだと思いました。
 絢香 凄く目が強くて、全部見透かされているような気持ちになりました。
 ――周囲の反対は?
 水嶋 双方の両親にあいさつをしに行った時に「まだ早いのでは」という話もあった。でも、未熟な僕らを支えてくれる大人がたくさんいるということに気付いて大丈夫だと思ってくれたと思います。
 ――決断が早い?妊娠しているのでは?
 水嶋 それはありません。実は絢香はずっと持病を抱えておりまして、僕はそれを含めて守ってやりたいと本当に思って、そういう早い決断に至ったんだと思います。その点に関しては凄く繊細な部分なので本人の口から…。
 絢香 彼が言っていた通り、実は甲状腺のバセドー病で、女性の方に凄く多い病気です。デビューした次の年ぐらいに分かりました。本当に歌いたいという気持ちがかなってデビューしたところだったので、公表しないでおこうと思いましたし、薬を飲みながらこの3年活動してきたが、やっぱり数値が上がると息切れ動悸(どうき)は常におきてしまうんで。1曲歌っただけでも動悸、息切れを起こしてしまって。思い通りに歌えないときもある。そろそろこの持病と…(泣く)
 ――絢香さんの今後の仕事は?
 水嶋 絢香は結婚を機に今年いっぱい仕事を精いっぱいやらせていただきまして、家庭に入って病気を治しつつ僕のサポートをしてくれると言ってくれました。
 絢香 病気としっかり向き合おうと思ったのも、彼と出会って。完治するという目標を持って、家庭に入ってサポートしたいなと思います。
 ――どんな家庭に
 水嶋 僕の昔からの夢でシンプルかもしれませんが、笑い顔の絶えない温かい家庭にあこがれを持ってました。この人となら必ずそういう家庭がつくれると思い、日々実感しております。
 ――ファンのみなさんには?
 水嶋 とにかくここからが新たなスタート。本当に絢香と結婚してよかったと思ってもらえるように精いっぱい一つ一つの仕事を頑張っていきたい。心から見守ってくださいと伝えたいです。

 ▽バセドー病 自分の甲状腺を異物とみなし、甲状腺に対する自己抗体ができるために起こる病気。“異物”を攻撃するため甲状腺ホルモンの分泌が多くなり、新陳代謝が活発化することでほてりや動悸(どうき)、コレステロール値の低下、多汗、イライラ、集中力の低下などの症状が出る。20~30代の女性に多い。

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2009年4月4日のニュース