“一度は消えた歌手”復活の教会コンサート

[ 2009年4月4日 07:52 ]

キリスト教の協会で350人のファンの前で熱唱する岩本公水

 新曲「恋風」が好調の演歌歌手・岩本公水(33)が、復帰後初の全国5都市ツアーの初日のコンサートを3日、品川区のキリスト品川教会で開いた。全国ツアーの初日は、通常のコンサートホールとはガラリと雰囲気を変えた神聖なる場所。約350人のファンが詰めかける中、チョロ、ピアノ、アコーディオンなどアコースティック楽器を使った編成のバンドをバックに新曲をはじめ、ニュー・ミニアルバム「光の射すほうへ…」の収録曲など全14曲を熱唱した。

 その中で、「私は休んでいる時間がありました。2年半と、いまとなってはあっという間でしたが、あのころは、長く長く感じました。東京での生活で背伸びをした部分があったのか、疲れたり、息苦しく感じることがたくさんあって、休みをいただいて故郷の秋田に帰りました」と、“一時のリタイア”について語った。
 歌い終わって「緊張して始まりましたが、第一声を出した途端に落ち着いて、楽しく歌うことができました。自分に自信がつきました。復帰して、本当に自分が歌が好きだったことを改めて知りました。これからも楽しみながら歌っていきたい」と目を細めていた。

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2009年4月4日のニュース