紀香 体当たり演技!うつ病の夫支える妻役

[ 2009年3月31日 06:00 ]

 20日に陣内智則(35)と離婚した藤原紀香(37)の離婚後初ドラマが決まった。5月29日スタートのNHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」(全3話、金曜後10・00~10・43)で、うつ病を患った夫と、病に立ち向かう夫婦を演じる。紀香は陣内の浮気でうつを経験し「そんな自身のすべてをさらけ出したい」と体当たりで挑む。

 陣内との2年足らずの結婚生活にピリオドを打った紀香。くしくも独身になって初めて演じる役柄は、力を合わせて生きていく夫婦役だ。
 ドラマは、06年3月に漫画家の細川貂々(てんてん)さん(39)がうつ病を患った夫との闘病記を、イラストを交えてつづった同名のベストセラーエッセー(幻冬舎)が原作。元気いっぱいだったツレ(夫)が「死んでしまいたい」と漏らすようになり、外資系IT企業を辞めざるを得なくなる。心療内科で「うつ病」と診断されてから1年半の闘病生活で、互いに支え合いながら病に立ち向かう夫婦愛を描いた実話だ。
 夫役はお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造(39)。紀香は07年秋に放送されたテレビ朝日「おいしいごはん」以来、約1年半ぶりにホームドラマで妻役を演じる。
 離婚したタイミングでの夫婦役だけでなく、ドラマのテーマの「うつ」に似た症状も、陣内の度重なる浮気に悩んで経験したことを告白したばかり。それだけに意気込んでおり「私自身も“うつ”みたいな状態になった経験があります。私も完ぺきな人間ではないし、時には凹(へこ)みます」とコメント。「そんな自身のすべてをさらけ出して、このドラマに挑みたい。うつ病はいまの時代、身近な大きな問題です。新しい私の代表作になるよう、ひたむきに取り組みたい」と力が入っている。
 3週連続の放送で、撮影は4月上旬から5月上旬にかけて行われる。共演は風吹ジュン(56)、バナナマンの設楽統(35)ら。笑福亭鶴瓶(57)の長男の駿河太郎(30)がドラマデビューする。

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2009年3月31日のニュース