俳優の金田龍之介さんが死去 個性的な脇役として活躍

[ 2009年3月31日 16:06 ]

死去した俳優の金田龍之介さん

 個性的な脇役として舞台、テレビ、映画で活躍した俳優の金田龍之介(かねだ・りゅうのすけ)さんが3月31日午前2時13分、慢性腎不全のため埼玉県草加市の病院で死去した。80歳。東京都出身。葬儀・告別式は5日午後1時から埼玉県越谷市南越谷2の5の6、東冠メモリアルプラザ越谷で。喪主は妻満里子(まりこ)さん。

 戦前に大阪で子役として初舞台を踏み、関西で新劇活動を続けた後に上京し、1956年に劇団新派に入った。独特の大きな目と恰幅のよい体格を生かし、すごみのある悪役から、実直で人情味あふれる善人まで幅広い役を演じた。
 舞台の代表作は、一人芝居の「円空」や、蜷川幸雄さん演出の「王女メディア」、スーパー歌舞伎「新・三国志」シリーズ、麻実れいさんとの二人芝居「サラ」。テレビは大河ドラマ「国盗り物語」「秀吉」をはじめ「君の名は」「あすか」など多数、映画は「悪名十八番」「スーパーの女」などに出演した。

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2009年3月31日のニュース