滝田監督 アメリカで高評価の要因を独自分析

[ 2009年3月12日 06:00 ]

表彰を受け、記念写真に納まる(前列左から)滝田洋二郎監督、加藤久仁生監督、青木文化庁長官

 米アカデミー賞を映画「おくりびと」で受賞した滝田洋二郎監督(53)と、アニメ「つみきのいえ」で受賞した加藤久仁生監督(31)が11日、都内で青木保文化庁長官の表彰を受けた。滝田監督は「まだまだ丸くならず、自分の映画を撮り続けたい」と笑顔。加藤監督は「これで短編アニメに関心が高まればうれしい」と話した。その後、塩谷立文部科学相や文科省幹部とも懇談。葬送をテーマにした「おくりびと」が米国で高く評価されたことに幹部らが驚きの感想を述べると、滝田監督は「亡くなった人を送る気持ちは(欧米も日本も)違わないのではないか」と語った。

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2009年3月12日のニュース