宮沢りえ祝福ににっこり、今後はハワイで産休

[ 2009年3月8日 06:00 ]

お腹がふっくらしてきた宮沢りえ

 妊娠6カ月で、米ハワイ在住の元プロサーファーと結婚する女優の宮沢りえ(35)が7日、都内で行われた主演映画「ゼラチンシルバーLOVE」の初日舞台あいさつに出席した。取材陣が「おめでとう」と声を掛けると「ありがとう」と笑顔を見せた。この日で仕事は一段落。近く、ハワイに渡り、出産準備に入るようだ。

 東京・銀座テアトルシネマは約150人の観客で満席となり、報道陣も同じ約150人が殺到。りえが登場すると、カメラのフラッシュで薄暗い場内が真昼のような明るさになった。観客から「おめでとう!」と祝福の声が飛び交うと、恥ずかしそうな笑顔をみせた。
 おめでたの主演女優にはサプライズも用意されていた。操上和美監督(73)と共演の永瀬正敏(42)が花束をプレゼント。事前の段取りにはなかったため、りえは「想像していなかったから、びっくりです。ありがとうございます!」と笑顔。両手いっぱいに色とりどりの花を抱えた。操上監督から「きょうはおめでたいからさ」とおなかを触られると、顔を赤くした。
 映画では、りえは非情な女殺し屋役で、永瀬が演じる殺し屋を尾行する男とプラトニックな愛にはまっていく。司会から劇中で描かれた“男と女の愛”について聞かれると「観客の皆さんそれぞれに感じてもらいたい。あまり言いたくないです」と意味深にほほ笑んだ。撮影は、元プロサーファーとの関係が深まっていった1年前に行われた。「ようやく皆さんに(映画を)披露できてうれしいです」と幸せそうな笑顔を見せた。
 この日のりえは、体のラインを隠すようなゆったりとした黒のワンピースに、底が平らのサンダルの“マタニティーファッション”。主演舞台「パイパー」の千秋楽(2月28日)を務めあげ、会場を後にする際には左手薬指に婚約指輪とみられるリングが輝いていたが、この日はなし。報道陣との質疑応答はなかったが、終始たえない笑顔が、結婚、出産へ順調に準備が進んでいることを印象づけた。会場を去る際には報道陣にも「ありがとうございます」と軽く会釈した。
 今後のプロモーション予定は現時点ではなく、この日で仕事は一区切り。ミセス、そしてママになる準備のため、愛する“未来の夫”が拠点を構えるハワイに向かう予定だ。

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2009年3月8日のニュース