南沢奈央 デビューきっかけのメイサと共演

[ 2009年1月23日 06:00 ]

初舞台を「楽しんでやりたい」と言う南沢奈央

 フジテレビドラマ「赤い糸」(土曜後11・10)と公開中の同タイトルの映画で主演している女優の南沢奈央(18)が初舞台に挑む。シェークスピアの「二人の貴公子」を原作とした「赤い城 黒い砂」で、4月3~5日は京都・南座、同11~26日は東京・日生劇場で上演される。

 片岡愛之助(36)と中村獅童(36)扮するいとこ同士の騎士が、黒木メイサ(20)が演じる王女をめぐって対決する愛憎劇。南沢は獅童が演じる騎士を愛し、牢(ろう)獄から逃がす牢番の娘役。
 映画「赤い糸」は昨年12月20日の公開から1カ月で80万人以上を動員。清潔感あふれる南沢の女子高生は同世代の共感を呼んでいる。初舞台にも「挑戦できる機会を無駄にしないためにも、楽しんでやりたいなと思います」と意気込む。スカウトされても断り続けていたが、事務所の先輩である黒木の舞台「あずみ」(06年)を観劇して芸能界入りを決断。「デビューのきっかけが黒木さんの舞台を見て感動したからだったので、共演が純粋にうれしい」と喜んでいる。

 ◆南沢 奈央(みなみさわ・なお)1990年(平2)6月15日、埼玉県生まれの18歳。高校1年の06年10月、BS―i「恋する日曜日・ニュータイプ」に主演してデビュー。07年は映画「象の背中」で主演し、ビクター・甲子園ポスターのモデルにも起用された。1メートル63、血液型O。

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