「おくりびと」“候補入り”モックン「もう十二分」

[ 2009年1月23日 12:04 ]

 第81回米アカデミー賞の外国語映画賞候補になった「おくりびと」の滝田洋二郎監督と主演の本木雅弘が23日、東京・築地の松竹本社で記者会見し、滝田監督は「まだ実感がわかず、夢のアカデミーにノミネートされたのは奇妙な気分。何も考えないで(発表・授賞式に)行ってみようと思います」と話した。

 遺体をひつぎに納める仕事を通して生死の尊さに気付いていく男性を好演した本木は「もう十二分に満足でコメントのしようがない」と興奮気味。「作品がよくここまで育ってくれたと、わが子を誇らしく見守るような気持ち」と喜びを表現した。
 2月22日(日本時間23日)に米ロサンゼルスで行われる発表・授賞式には、2人とも出席するという。
 「おくりびと」は昨年夏に公開され、現在も日本全国でロングラン上映されている。

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2009年1月23日のニュース