宝塚に元関脇・逆鉾の長女が花組異動

　宝塚歌劇団星組の次期トップに柚希礼音、同じく娘役トップに夢咲ねねが決まり、このほど歌劇団から発表された。

　４月２６日で退団する現トップ・安蘭けいの後を受ける柚希は、１９９９年４月「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台。同年１０月星組配属後、舞台映えする容姿で期待を集め、０３年に「王家に捧ぐ歌」で新人公演初主演するなど早くから頭角を現した。
　０８年「スカーレット・ピンパーネル」で敵役のフランス革命全権大使・ショーヴランを演じ急成長した。

　一方、相手役の夢咲は０３年「花の宝塚風土記」で初舞台。同年５月、月組配属後、０８年１月に星組に組替え。「ブエノスアイレス－」では柚希の相手役を務め期待を集めていた。

　また、雪組の男役のホープ・凰稀かなめが、４月１４日付で星組に異動。宙組では２月２４日付で早霧せいなが雪組に、大相撲の井筒親方（元関脇逆鉾）の長女・天咲千華が花組に、それぞれ異動することも発表された。