樹木希林「“それなりの役者”は何か考えないと」

[ 2009年1月15日 08:08 ]

 【ブルーリボン賞】「歩いても 歩いても」で、優しさの中に時に凄みをみせる母親を圧倒的存在感で演じた樹木希林(66)が、助演女優賞を初受賞。娘の内田也哉子(32)の夫で、主演男優賞の本木雅弘(43)と親子受賞となり、二重の喜びとなった。現場では衣装や化粧など、是枝裕和監督にアイデアを出した。「美形の役者は居るだけでいいの。でも“それなりの役者”は何か考えないとギャラがもらいにくくて」と笑う。授賞式当日は20年参加している東京・巣鴨のとげぬき地蔵尊(高岩寺)の節分豆まき。「神様との約束だから断れないんです」と残念ながら欠席する。「出なくても賞は頂けるんでしょ?」と念を押した。

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