峰岸徹さん天国へ“出港”500人がお別れ

[ 2008年12月16日 06:00 ]

 10月11日に肺がんのため65歳で死去した俳優の峰岸徹さんの「お別れの会」が15日、ザ・プリンスパークタワー東京(港区)で行われた。俳優の中尾彬(66)、哀川翔(47)ら500人が参列。海をイメージした祭壇が組まれ、発起人代表の大林宣彦監督(70)が「(峰岸さんは)海をこよなく愛した石原裕次郎さんを尊敬し俳優を志した」とエピソードを紹介。風船5000個で大波、白のカーネーションでヨットを表現。2~3年前に撮影され、満面の笑みで腕組みする峰岸さんの遺影が、帆となって天国への“出港”を演出。出演した大林作品28作のダイジェスト映像などが流された。

 峰岸さんの実家で下宿していたことがある中尾は「兄弟みたいな感じ。彼の分も一生懸命生きてやらないとね」と語った。閉会時には大林監督が「トン(峰岸さんの愛称)よ、最後におまえの好きだった言葉を言おうな。カット、オッケーーー」と最後のOKで送った。

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2008年12月16日のニュース