ダイアン逃げ切る?笑い飯はまた…/M-1決勝

[ 2008年12月8日 14:38 ]

「M―1グランプリ2008」の決勝に進出した8組

キングコング、笑い飯など決勝へ/M-1グランプリ

「ダイアン」引退タイムリミットは3年!

笑い飯「ダメならタレント養成所に…」/M-1会見

梶原「優勝しなかったら離婚」/M―1会見

 「オートバックスM―1グランプリ2008」で優勝候補の本命とされる昨年3位の「キングコング」は数多くのライブを行い、自分たちの漫才に磨きをかけてきた。西野亮廣が自身のブログで「今年のM-1は楽しい」と語っているように、いい意味で肩の力が抜けており、気持ちにも余裕がみられる。ネタの発表順は8番目。空気が緩む終盤で笑いを爆発させて、一気に頂点に駆け上れるか。

 昨年は初の決勝で7位に終わったダイアン。優勝候補の一角と目されているが1番手のネタ発表となってしまった。今年は東京で2回単独ライブを行うなど準備は着々。無口な西澤裕介の予測不能なボケと津田篤宏の素早いツッコミで、第1回M-1王者「中川家」以来の“逃げ切り勝ち”を狙う。

 ダブルボケが代名詞の「笑い飯」は過去2回2位と実力は十分。だが、ここ2年は4、5位と物足りない結果に終わっており、審査委員長の島田伸助から「お客がスピードに慣れてしまった」とダメ出しも受けた。昨年の1番手に続き、今年も2番手と会場が温まらないうちに登場することになったが、観客を圧倒するスピード感と“切れのあるボケ”が繰り出せるかが上位進出のカギを握る。

 残り5組はいずれも決勝戦初出場だが、昨年の敗者復活戦で辛酸をなめた猛者たちだ。これまでの最高位が6位で“鬼門”とされる3番目にネタ披露となったのが「モンスターエンジン」。NHK新人演芸大賞を獲って勢いに乗る「ナイツ」は4番手、栃木弁でまくしたてる「U字工事」が5番手となった。来年以降の参加資格を持っているものの今年を“ラストイヤー”と意気込む「ザ・パンチ」は6番目、今年東京進出を果たした「NON STYLE」が7番目に登場する。

続きを表示

2008年12月8日のニュース