ターミネーター４ シュワ知事もちょっと出る

　人気ＳＦ映画シリーズの最新作「ターミネーター４」が０９年６月１３日に日本公開される。製作費は約２８０億円、国内６００スクリーン以上で上映予定。いずれもシリーズ最高規模となる。

　主演は「ダークナイト」で、バットマンを演じたクリスチャン・ベール（３４）。マックＧ監督は、０９年５月２２日の全米公開に向けてＶＦＸ（視覚効果）などを入念にチェックしている。
　舞台は２０１８年。「スカイネット」と呼ばれる軍事用コンピューターとの戦いの末、窮地に立たされた人類のリーダー、ジョン・コナー（ベール）を軸に展開し、敵か味方か不明のターミネーターも登場する。
　今年５～９月に米ニューメキシコ州で撮影。東京ドーム２個分のアルバカーキスタジオ（１０万２４０８平方メートル）で全１３スタジオを貸し切った。
　過去３作に主演したカリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガーカリフォルニア知事（６１）はカメオ出演（顔見せだけでセリフなし）が有力視される。マックＧ監督は「その情報を渡してしまうことは映画を見る楽しみを奪ってしまう」と語っている。