69歳の裕也 年越しライブをカナダでも開催

[ 2008年11月18日 06:00 ]

カナダ大使館内で気勢をあげる内田裕也(右端)とそのメンバー

 ロック歌手の内田裕也が17日、69歳の誕生日を迎えた。「69(ロック)」イヤーの最初の大舞台は、恒例の年越しライブ「ニューイヤー・ワールド・ロックフェスティバル」になる。「今年はカナダでも開催する」と明かし、東京・港区のカナダ大使館内で気勢を上げた。

 大みそかに「打倒NHK紅白歌合戦!」を掲げて始めた同フェスも36回目。立ち上げたのは血気盛んな34歳の時だった。「40歳くらいで死ぬと思っていたが…」と裕也は苦笑しながらも、その闘志に衰えは見られない。今年は東京・浅草を離れ、初めて銀座の博品館劇場を拠点にする。収容人数は400弱だが「本当は69人だけ入れてぜいたくにやりたいが、そうもいかないか」とあれこれアイデアを練っている。
 加えて、中国・上海、韓国・ソウル、米ロサンゼルス、そして新たにカナダのトロントを結んでの5カ国開催へ。
 カナダに飛ぶのは35年ぶりの再始動が話題を呼ぶ伝説のロックバンド「フラワー・トラヴェリン・バンド」。かつてカナダの音楽チャートにランクインしたこともあり、ボーカルのジョー山中(62)は「バンドにとっても大切な場所。日本とカナダの友好80周年を盛り上げたい」と強調。大使館には白竜(56)、シーナ&ロケッツ、ライジングサンのHIRO(41)も駆けつけ、成功を誓った。

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2008年11月18日のニュース