悲しみに暮れる有楽町…

[ 2008年11月3日 06:00 ]

永井さんのヒット曲「有楽町で逢いましょう」の歌碑の前で手を合わせる夫婦=有楽町

 フランク永井さんの大ヒット曲「有楽町で逢いましょう」の歌碑が立つ東京・有楽町マリオン前では同世代のファンらが死を惜しんだ。奈良県の主婦・岩本逸子さん(70)は上京途中に悲報に接して立ち寄ったといい「自分の人生と重なる思い出の曲。またテレビで活躍する姿を見たかった」としのんだ。都内の自営業・板井晋作さん(56)は「ヒット当時は子供だったが、低音の歌声をはっきり覚えている。戦後復興を象徴する曲の1つだと思う」と話した。歌碑は楽曲誕生50年企画で建立され、7月の除幕式には黒人歌手ジェロ(27)も出席。ジェロはカバー曲を発売しており「低音だけでなく高音も出せて、すごく音域が広い。とても残念で悲しい」とコメントした。

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2008年11月3日のニュース