大月みやこ　国士舘大学で初の学園祭ライブ

学園祭で熱唱する大月みやこ

　歌手生活４５周年を迎え、新曲「終着駅にて」（キングレコード）が好調の演歌歌手・大月みやこ（６２）が３日、東京・世田谷区の国士舘大学・世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎で初めての学園祭ライブを行った。

　今年２月に新設された新校舎での初の学園祭に、ゲスト歌手として大月に白羽の矢が立ち、学園祭の実行委員たちからぜひ出てほしいという熱い要望があって出演することになったという。同キャンパスの特設ステージ前に約１０００人の地域のファンや学生たちが詰めかける中、「学園祭で歌うのは初めてですが、こんなチャンスをいただけて幸せです。この校舎は素晴らしいですし、私も（おいしいお寿司屋さんがあるので）ときどき梅ヶ丘に来ているんですよ」とあいさつ。新曲「終着駅にて」をはじめ、「白い海峡」「女の駅」など全７曲を熱唱した。
　「最初、このお話をいただいたとき、こんなおばさんでもいいんですかと言ったら、ぜひ、ぜひにと若い人（学生）たちが言ってくださったのでうれしかったです。朝から胸がときめいて興奮気味でした」と笑顔を見せ、最後は学生や教授たちもステージに上がって大月と一緒に米米ＣＬＵＢの「君がいるだけで」と岡本真夜の「ＴＯＭＯＲＲＯＷ」を大合唱して大いに盛り上がった。