フランク永井さん 死去していた

[ 2008年11月2日 11:55 ]

死去したフランク永井さん

 「有楽町で逢いましょう」「君恋し」など数々のヒット曲で知られ、“低音の魅力”でムード歌謡をリードした歌手のフランク永井(ふらんく・ながい、本名永井清人=ながい・きよと)さんが10月27日午後6時、肺炎のため死去していたことが2日分かった。76歳。宮城県出身。

 1957年に「有楽町で逢いましょう」が大ヒット。61年には「君恋し」で日本レコード大賞を受賞した。NHK紅白歌合戦の常連で、71年には芸術選奨文部大臣賞を受賞。そのほかのヒット曲に、松尾和子さんとのデュエット「東京ナイトクラブ」や、「おまえに」などがある。
 85年に自宅で自殺を図ったが、一命を取り留めてリハビリを続けていた。今年夏、かぜで体調を崩し、闘病中だった。

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2008年11月2日のニュース