「釣りキチ三平」を成功させる会が発足

[ 2008年10月6日 18:41 ]

 人気漫画「釣りキチ三平」の映画化を受けて、秋田市で映画のヒットと映画を通じて東北の魅力を発信することを目指す「映画『釣りキチ三平』を成功させる会」が6日、発足した。

 成功させる会は、渡辺靖彦秋田商工会議所会頭や地元の自治体首長らで構成。6日の発足式には、秋田県出身の原作者矢口高雄さんが招かれ「漫画家になってことしで38年。これまで映像化は難しいと言われていたが、感激している」と、映画化の感想を述べた。
 矢口さんは、三平役の須賀健太さんについて「漫画から出てきたようでイメージにぴったり」とも語り、同会に三平のキャラクターを描いた和紙を贈った。

 発足式では、渡辺会頭が「大ヒットしてシリーズになってほしい」とエールを送った。
 撮影は漫画の設定同様、三平の出身地である秋田県のほか、山形県金山町などで7月下旬から行われ、途中、雨で川が濁るなど悪天候に悩まされたが、約2カ月で終了した。来年3月20日に全国で公開予定。

続きを表示

2008年10月6日のニュース