新藤監督 96歳衰えぬ映画への意気込み

[ 2008年8月23日 06:00 ]

 故郷広島を舞台にした新作映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」を完成させた新藤兼人監督(96)が22日、広島市で記者会見した。つえを突き、孫の映画監督風さん(31)に手を引かれながら現れ「最後の作品かとも思ったが、撮影後すぐ作りたくなってシナリオを2本書いた」と衰えぬ意気込みを語った。24日には石内村(現広島市佐伯区)の生家跡に建てられた生誕記念碑の除幕式に参加する。

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2008年8月23日のニュース