1900回!森光子「放浪記」は続く

[ 2008年2月23日 20:33 ]

「放浪記」の上演1900回達成で、贈られた花束を手に笑顔を見せる森光子

 女優の森光子(87)が、1961年の初演から主演を続けてきた舞台「放浪記」が23日、東京都千代田区のシアタークリエで上演1900回を達成した。

 今年が生誕100年の劇作家菊田一夫が描いた作家林芙美子の半生記。代役なしに主演し続ける舞台の公演数では国内の最高記録を更新中で、健康面に配慮し、見せ場の“でんぐり返し”を今回の東京公演からやめている。
 終演後は、祝福に駆け付けたタレントの近藤真彦(43)や東山紀之(41)らも参加し、特別カーテンコールが行われた。
 森は「初演の時に、お客さんの入りを舞台の袖から恐る恐るのぞいたのを思い出しました。風邪や転倒に気を付けて、できればもう少しやりたいと思います」とさらなる上演に意欲を見せ、観客から大きな拍手を受けていた。
 「放浪記」東京公演は3月30日まで。以後、富山、福岡、大阪、名古屋で12月まで上演される。

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2008年2月23日のニュース