「女立喰師列伝」ベルリン映画祭出品

[ 2008年1月13日 06:00 ]

ベルリン国際映画祭の「食と文化」部門への招待が決まったオムニバス映画「真・女立喰師列伝」の1編「歌謡の天使 クレープのマミ」に主演した小倉優子

 押井守氏(56)ら映画監督5人によるオムニバス作品「真・女立喰師列伝(しん・おんなたちぐいしれつでん)」が、2月7日に開幕する第58回ベルリン国際映画祭の「食と文化」部門で上映されることになった。同部門は昨年新設。料理などが印象的に登場する作品が各国から集められる。

 同作は、昨年10月の第20回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点部門」で上映。欧州で人気の高い押井作品ということで注目が集まっていた。
 食い逃げをする女性を主人公に6話(1話20分)で構成。クレープを食べまくる自称アイドルを扱った「歌謡の天使 クレープのマミ」では、タレントの小倉優子(24)が17分間もの長ぜりふに挑戦し、話題となった。
 英語のタイトルは「食い逃げ」を意味する「EAT AND RUN」。森遊机エグゼクティブ・プロデューサーは「押井監督も“女優をきれいに撮れた”と満足している作品。世界3大映画祭のベルリンで上映されて光栄」と話している。

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2008年1月13日のニュース