操作ミス…NHK誤って緊急地震速報

[ 2008年1月13日 22:09 ]

 NHKテレビ総合、教育、衛星第一、第二、ハイビジョンの各チャンネルで13日未明、震度5弱以上の揺れが予想される際に出される緊急地震速報の音声が、誤って流れていたことが分かった。職員の機器の操作ミスのためで、NHKは同日午前5時のニュースでおわびした。

 NHKによると、同日午前2時11分ごろあった北海道の地震の字幕スーパーを流す際、職員がボタン操作を誤り、同14分ごろ、チャイム音に続いて、強い揺れに警戒を呼び掛ける緊急地震速報の自動音声が2回、計約15秒間流れた。
 緊急地震速報は、気象庁からの情報を基に、NHKでは自動的に流れる仕組みだが、手動でも流せるようになっていた。昨年十月に同速報の運用が始まって以来、実際に放送されたケースはなかった。
 NHKの東京のコールセンターには、同日昼までに、視聴者からの問い合わせが20数件あったという。NHKは「再発防止の方法を検討したい」としている。

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2008年1月13日のニュース