「星つむぎの歌」平原綾香ら初披露

[ 2008年1月13日 06:00 ]

「星つむぎの歌」が完成した感想を語る(左から)覚和歌子、平原綾香、財津和夫

 星空への思いを歌にして宇宙へ届けよう――。山梨県立科学館(甲府市)が全国から公募した一行詞をつなぎ合わせて作った詞に、歌手の財津和夫(59)が曲を付けた「星つむぎの歌」が完成し、歌手の平原綾香(23)らが12日、同科学館で初めて披露した。23日にはシングルCDが発売される。

 宇宙航空研究開発機構が公募で詞を作るプロジェクト「宇宙連詩」の山梨版。山梨市出身で映画「千と千尋の神隠し」の主題歌を作詞した覚和歌子さんが最初の一行を作った。
 全国から2000を超える応募作品があり、覚さんが選考に当たった。みんなで歌った方が多くの人の心に残ると考え、財津らに曲づくりを頼んだ。
 宇宙飛行士で中学時代を甲府市で過ごした土井隆雄さんにCDを贈る。今年夏には、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」にもCDを積み込む計画だ。平原は「一行一行かみしめながら歌った。本当に幸せ」と話した。

続きを表示

2008年1月13日のニュース