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【RIZIN】ブアカーオ 安保瑠輝也との新旧Kー1王者対決でドロー決着も「すっきり。自信になった」

[ 2023年5月6日 20:53 ]

RIZIN.42   ブアカーオ・バンチャメークー安保瑠輝也 ( 2023年5月6日    有明アリーナ )

安保(左)とブアカーオの激しい打ち合い蹴り合いは引き分け(撮影・篠原岳夫)
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 格闘技イベント「RIZIN.42」が6日、東京・有明アリーナで開催された。第10試合のキックボクシング70キロマッチは、元K―1 MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(旧・ポー.プラムック/タイ)と元K―1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)の新旧K―1王者対決は判定で決着つかず引き分けに終わった。

 試合は安保が1Rから積極的に攻撃を打ち込んだ。しかし2R以降はブアカーオが1Rに続いて圧力をかけながらミドルキックとテクニックでペースを握り始める。3Rは安保のスピードが落ちる中でブアカーオも攻めきれず試合終了。判定は2人が30―30、1人が29―29と3人とも引き分け。判定で決着つかず延長ラウンドも用意されていなかったため、ドローに終わった。

 ブアカーオは試合後に「すっきりしています。(ドロー判定だったが)きょうの試合は勝ち負けよりも全力で戦う試合をみなさんに見せたかった」と話し始めた。

 「この年でもスタミナがあり、やれる力を見せたかった。自分にも自信になった。(安保は)まだまだ若いし、力も持っている。技にもテクニックがあった。実際、安保選手は強かった」と相手を称えた。

 今後については「まだまだ力をつけて、健在なのをお見せしたい。経験、実績はあるけど、努力する限り自分のスタイルを続けられる。この年齢になって、昔と同じ、それ以上のものを出せることを証明したい」とまだ強くなることを誓った。

 ネットではブアカーオがトレンド入り。「十何年ぶりにブアカーオ見たけど強いわー」「ブアカーオこの年齢でも頑丈すぎ」「ブアカーオおじさん強すぎ」「ブアカーオ未だ健在で嬉しい」などと40歳でも最前線と渡り合ったブアカーオに驚きに声が挙がった。

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