【RIZIN】朝倉海　1年5カ月ぶりの復帰戦勝利に喜び！「楽しかった。やっぱ格闘技最高」

RIZIN.42   ○朝倉海ー元谷友貴● （ 2023年5月6日    有明アリーナ ）

＜RIZIN42＞アーチュレッタ（左）と握手を交わす朝倉海（撮影・篠原岳夫）
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　格闘技イベント「RIZIN.42」が6日、東京・有明アリーナで開催された。メインイベントのバンタム級ワンマッチは朝倉海（トライフォース赤坂）が実力者の元谷友貴（フリー）に3RKO勝利。右拳負傷から復帰戦で白星を収め、7月にアーチュレッタとバンタム級王座決定戦で対戦することが決定した。

　復帰戦となった海は、2Rに相手に組まれてコントロールされる場面もあったが、終盤に右ストレート、左ボディー、　右フックのコンビネーションを見せた。3Rには秘策であったボディーへの膝蹴りを打ち込んだ。元谷はその場に倒れて立ち上がれず復帰戦をKO勝利を飾った。

　試合後に「1年5カ月ぶりの試合で最高の勝ち方ができて、めちゃめちゃうれしいですね」と喜びを爆発させて「ずっとケガで（試合が）できなかったので、めちゃくちゃ楽しかったです。やっぱ格闘技って最高だなと思いましたし、メインだから絶対KOで盛り上げて会場を爆発させるっていう思いで戦っていたので、それができてよかったです」とつづけた。

　1年5カ月のブランクには不安を感じていなかった。「勝てるという自信があったので。プレッシャーは多少ありましたね」と語った。

　リング上では「朝倉兄弟がいるRIZINは最強じゃないですか」と宣言した。これには海の中で意味があったという。「兄弟そろって1年5カ月（MMAでは）試合してなかったので“やっぱ俺らいると違うでしょ”ってところを見せたかったし、まだまだこれからも総合格闘技を盛り上げていくってことを伝えたかったです」と説明した。

　7月にアーチュレッタとのバンタム級王座決定戦が決定的となった。「舞台裏で（今日の試合を）見ていたけど凄く強いし、ベラトールの選手にRIZINの選手が勝てないという現状があるので、僕が倒して世界になめられないようにしたいです」と印象を明かした。

　次戦まで期間が短いが「最初からそのつもりでいたので全然大丈夫です。皆さん心配されていた拳も全然大丈夫なので、すぐ練習を再開して次への準備を始めたいと思います」と2度目のバンタム級王者へ意気込んだ。