【RIZIN】安保瑠輝也「俺が間違ってました」“MMAは寝技でゴロゴロ”問題発言を反省

RIZIN.42   ブアカーオ・バンチャメークー安保瑠輝也 （ 2023年5月6日    有明アリーナ ）

安保（左）とブアカーオの激しい打ち合い蹴り合いは引き分け（撮影・篠原岳夫）
Photo By スポニチ

　格闘技イベント「RIZIN.42」が6日、東京都江東区の有明アリーナで開催された。

　第10試合で安保瑠輝也（27＝CLUB　es/team　ALL―WIN）は元K―1　MAX世界王者のブアカーオ・パンチャメーク（40＝タイ）と引き分けた。1Rでは激しいパンチの連打や2段蹴りなどで見せ場も作ったが、2Rから相手にペースを握られて決めきれず。「結果はドローだけど自分に負けたと思っている。死人に口なし。出直します」と悔しがった。

　元K―1スーパーライト級王者で今回がRIZINデビュー戦の安保は試合前に「MMAは寝技でゴロゴロしててつまらない」と発言。MMAファイターのスダリオ剛や平本蓮から怒りを買い、SNSで舌戦を繰り広げてきた。「注目してもらうために言って、結果が伴わなくて自分が本当に情けない。大口をたたいて良いのは有言実行できるやつだけだと思っているので」。さらには「反感を買うような発言は試合前にすることじゃなかったな。結果が出てないので、俺の発言が間違ってました」と反省しきりだった。

　MMAを批判するような一連の“騒動”に対して後悔の念。このようなトラッシュトークを今後も続けるかと問われると「意味のないケンカはしないと思います」と控えめなトーンで話した。

　一方、RIZINの榊原信行CEOは「ケンカ売って出てきたことは勇気あると思っている」とした上で「かなり練習してきたのが見て取れる」とMMAでの戦いぶりを評価した。