ボクシング　小林豪己がTKO勝利で初防衛　「パンチ力がついたことを自覚した」

＜小林豪己vsロスラン・エコ＞4回TKO勝ちの小林（右）＝撮影・村上　大輔
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　プロボクシングWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者小林豪己（24＝真正）が6日、東京・後楽園ホールで第2回「WHO，S　NEXT　DYNAMIC　GLOVE　on　U―NEXT」セミファイナルで同級タイトルマッチ10回戦に臨み、同級10位ロスラン・エコ（22＝フィリピン）を4回34秒TKOで下し初防衛に成功した。

　「パンチが強すぎてびっくりしました」と1回は強打の相手にやや押されながら、2回に左フックでぐらつかせると、4回にはボディーをまとめ試合を終わらせ「パンチ力がついたことを自覚した」と納得のKO勝ちに手応えを口にした。

　昨年12月の王座決定戦以来、約5カ月ぶりとなった一戦へ「会場を沸かせる試合をして、進化した姿を見せたい」としていた中で有言実行のKO勝ち。これで6戦6勝となり「ランキングも徐々に上がってきている。来年、再来年に挑戦していけたら」と初の世界挑戦へ決意をにじませた。