伊沢星花　「優勝は最低条件　魅せる試合を」女子格闘技の発展願い、目指すは大晦日のメインカード

RIZIN.37出場選手インタビューで星形に編んだ髪を披露する伊沢星花
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　総合格闘技イベント「RIZIN.37」（31日、さいたまスーパーアリーナ）の出場選手インタビューが29日、都内で行われた。RIZINワールドGPスーパーアトム級トーナメント1回戦でラーラ・フォントーラ（21＝ブラジル）と対戦する伊沢星花（24＝フリー）は、優勝を「最低条件」として女子格闘技の発展のために「魅せる試合をしていくことが大事」と抱負を語った。

　総合格闘技デビューから6戦無敗の超新星と戦う相手は、こちらも7戦無敗の21歳。「下からの極めが強い選手」と相手得意の腕十字を警戒し「その時できる最善の方法を考えながらやっていく」と冷静に対処していくつもりだ。

　今回は初めてRIZINのメインカードを務める。トーナメントの展開次第では今年の大晦日でメインを張る可能性も。「女子が目立つ試合をできれば女子格闘技に注目が集まってくると思うので、そこを目指してやっていきます」と競技全体を盛り上げていく覚悟を述べた。さらに、海外勢も参加するこの大会で結果を残すことで「世界に“伊沢星花がいるぞ”ということを魅せる試合にしていきたい」と力強く意気込んだ。