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元世界王者・岩佐亮佑 10・25にセルバニアと再起戦 桑原拓は東洋太平洋フライ級王座挑戦

[ 2022年7月29日 20:47 ]

1年半ぶりの再起戦が決まった岩佐亮佑
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 プロボクシング元IBF世界スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑(32=セレス)が約1年半ぶりの再起戦に臨むことが決まった。10月25日に東京・後楽園ホールで行われる「NTTフェニックスバトル93」で、元世界フェザー級1位のゼネシス・セルバニア(30=カシミ)と同級10回戦で対戦すると大橋ジムが29日、発表した。

 岩佐は19年12月のIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦でマーロン・タパレス(フィリピン)に11回TKO勝ちして2度目の世界王座戴冠を果たしたが、21年4月の王座統一戦で正規王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に5回TKO負けして陥落していた。通算成績は31戦27勝(17KO)4敗。フィリピン出身のセルバニアは17年9月に当時のWBO世界フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)に挑んで判定負け。バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーをたびたび務めていたことでも知られる。戦績は37戦34勝(16KO)3敗。

 また、セミファイナルで行われる東洋太平洋フライ級タイトルマッチで王者ジーメル・マグラモ(27=フィリピン)に同級13位の桑原拓(27=大橋)が挑戦することも決まった。桑原は昨年7月、日本同級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に挑戦して敗れたが、再起後2連勝している。戦績は11戦10勝(6KO)1敗。マグラモは20年11月のWBO世界フライ級王座決定戦で現王者・中谷潤人(M・T)に8回KO負けしたが、昨年10月に東洋太平洋王座を獲得した。戦績は28戦26勝(21KO)2敗。

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2022年7月29日のニュース