【大学スポーツ】早稲田スポーツ新聞会

早稲田大学【対法大1回戦】早川、開幕戦で上々デビュー

[ 2017年4月12日 05:30 ]

対法大1回戦   早大7―3法大 ( 2017年4月8日    神宮 )

初登板とは思えない堂々たる投球で法大の反撃をかわした早川(C)早稲田スポーツ新聞会
Photo By 提供写真

 4点リードの8回裏、その名前がアナウンスされると球場がどよめきに包まれた。人々の視線の先にあったのは、背番号13を背負った早川隆久(スポ1=千葉・木更津総合)の姿だ。

 1死満塁という一発逆転の場面での公式戦初登板だったが、「逆に気楽に、思い切りの良さを出していければいいという気持ちだった」と気負わずに臨んだ。代わりばなに中前適時打を浴びたものの、140キロ超の直球で空振りを取りピンチをしのぐ。9回でも走者を出しながら要所で三振を奪い、最小限の失点で抑えとしての役割を全うした。

 早川が「自信につながった」とデビュー戦を振り返れば、高橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)も「初登板で(この投球は)上等。小島のデビュー時によく似ている」と評価。2年前の小島のように、その左腕でチームに大きく貢献してくれるに違いない。(早稲田スポーツ新聞会 記事 熊木玲佳、写真 大谷望桜)

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