祝福メッセージ400件も日本ハム細野「実感わかない」 31日にノーノー、師匠からの称賛には笑顔

[ 2026年4月2日 06:00 ]

<日・ロ>試合前練習、記者の質問に応じる細野(撮影・高橋 茂夫)
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 史上103度目のノーヒットノーラン達成から一夜明け、日本ハムの3年目左腕・細野晴希投手(24)は1日、エスコンで行われたロッテ戦前の練習に参加し、キャッチボールなどで調整。周囲の過熱ぶりもよそに、「まだ実感が湧いてこない」と自然体だった。

 前夜、球場を後にして帰宅し寝たのは午前1時を回っていた。「帰った瞬間に寝ました。一瞬でした」。スマートフォンには約400件の祝福メッセージが届いていたが、「全部は見きれないと思って。半分だけ返して、残りは今朝返しました」と打ち明けた。

 この日起床したのは午前10時半。128球を投じたが、特別な疲労感もなく「すっきりしていた」とすがすがしかった。道内のメディアは朝から「細野一色」に染まっていたが、本人は「テレビもないし、ツイッター(現X)もやってない。あまり触れることがなかった」と、いつもと同じ日常だったという。

 一方で、改めて今季初登板となった昨夜の投球をデータで振り返り、「ストライクゾーン近辺で勝負できていた」と手応えを語る。さらに「“6回3失点ぐらいでいいや”というくらいのマインドでやっていました」と登板前には極度の緊張に襲われながらも、マウンドでは冷静でいられたことも確認できた。

 オフに合同自主トレを行った師匠の伊藤大海からも祝福された。先に帰宅してテレビ中継で見守っていた先輩からは「シーズン中はお酒を飲まないけど、試合が終わった瞬間に飲みたくなった」と、最大級の賛辞を受けた。「お酒は飲まない」という細野は、自ら祝杯を挙げることはなかったが、尊敬するエースの言葉に表情を緩めた。順当に中6日ならば、次戦は7日の楽天戦(楽天モバイル)となる。浮足立つことなく、歴史に名を刻んだ新星は最善の準備を整える。(小渕 日向子)

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