広島・平川蓮の母・陽子さん 蓮は「自分で乗り越えていくメンタルはすごいものがある」

[ 2026年3月28日 05:05 ]

セ・リーグ   広島6―5中日 ( 2026年3月27日    マツダスタジアム )

<広・中(1)> 9回、同点の2点適時二塁打を放ち、ナインに迎えられる平川(右から2人目) (撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 広島は27日、中日との開幕戦で劇的勝利を飾った。ドラフト3位の勝田成内野手(22)が、5―5の延長10回2死一、二塁からセ・リーグの新人では初となる開幕戦でサヨナラ安打を放った。同1位・平川蓮外野手(21)は3―5の9回1死一、二塁から起死回生の同点の二塁打を放ち、ルーキー2人が躍動。球場で見届けた平川の母・陽子さんは本紙に観戦記を寄せた。

 【観戦記】蓮の勇姿を見られて、うれしく思います。開幕戦から先発出場させてもらい、今は良い時を過ごしていますが、ここから壁に打ち当たる経験もあるんだろうなと思って見ていました。

 父は、甲子園に春夏通算55回出場している北海の監督をしています。周りから見られる目も、父が大きくなり、負けず嫌いな性格の蓮にとっては、それが面白くないと思うこともあったと思います。高校を選ぶ時も、反骨心丸出しで、父の敵となる札幌国際情報に行きました。それでも、周りからは北海の監督の息子と見られる。そこから、蓮はいい意味で「もう知らねぇ」と取り巻く環境を面白ろがって過ごしていました。

 野球の向き合い方にも共通するものがあります。大学1年で右肘をケガした時も、「もう右は無理だから左で打とうかな」と面白がっていました。起こる事象に対して、真剣に対峙(たいじ)するというよりは、常に遊び心を持ってやるタイプです。やりたいことは、無謀ですが、それを自分で乗り越えていくメンタルはすごいものがあります。ここからどんな姿を見せてくれるのか、見守っていきたいです。(平川 陽子)

続きを表示

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月28日のニュース