【菅野智之と一問一答】OP戦初登板は3回1失点力投 WBC4強入り逃し「良い経験で終わらせたくない」

[ 2026年3月20日 12:41 ]

登板後、取材に応じるロッキーズ・菅野(撮影・柳原 直之)
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 ロッキーズの菅野智之投手(36)が19日(日本時間20日)、オープン戦初登板のジャイアンツ戦に先発し、3回4安打1失点だった。34球を投げてストライクは26球(ストライク率約76・5%)。最速は93・8マイル(約151キロ)だった。以下、降板後の一問一答全文。

 ――WBCから戻ってきて初登板。
 「細かいところはまだ改善する余地はありますけど、まずまずだったと思います」

 ――34球中、26球ストライク。
 「そうですね。チームの目標としてるストライクをどんどん投げ込もうということを僕も意識してやってますし。その部分だけ切り取ったら良かったと思います」

 ――3回以上を投げたかったか。
 「もちろんいきたい気持ちもありますけど、チームとしての方針なので。体としては投げられる準備は絶対できています」

 ――シーズンが開幕したら100球投げられるイメージか。
 「チームの方針でどれぐらいけるか分からないですけど、まあいけるとこまでは体は健康ですし、すごくいい状態だと思います」

 ――シーズンが始まるまでのステップは。
 「今日初めてキャッチャー(グッドマン)と組んで投げたので、そこら辺のコミュニケーションをもっと深いところまで取って。シーズン中もやっぱりキャッチャーとのコンビネーションが大事だと思うので、そこら辺の関係を深めていくことが重要だと思います」

 ――試合開始時点で気温が38度と暑かった。
 「東海岸の暑さとはまたちょっと違ってカラッとしてるので。これぐらいだったら全然、平気です」

 ――ロッキーズの一員として初めての登板。
 「まずまずのスタートが切れたんじゃないですかね」

 ――3月中旬のこの時期にオープン戦初登板。
 「自分の中で本番、WBCで1試合に投げられたっていうのはすごく大きいところがあって、それは球数とかではなくて、気持ちの部分で体に芯が入るみたいなイメージで僕は考えてるんですけど。本当に力の入る場面を投げてきているので。球数が増えていっても、今後大丈夫だと思ってますし。特にそういう特別な難しさを感じてないです」

 ――ABS(自動ストライク・ボール判定システム)を1度使ってボール判定がストライクになった。捕手、自身、どちらからの要求か。
 「多分同時ぐらいでしょ。僕も絶対ストライクだなって思ったんで」

 ――有効に使った。
 「やっぱりチームとして考えていかないといけないところなので。やっぱり先発ピッチャーがボンボン使って失敗して。後半の勝負どころで使えないっていうふうになるとなかなか難しいところがあるので。そこら辺、チーム方針とすり合わせながらうまく使っていければいいんじゃないかなと思います」

 ――WBCから戻ってきて気持ちと体の切り替えはそんな簡単ではなかった。
 「そうですね。ただもう僕の中でも気持ちはずっと入れっぱなしというか、準決勝に先発する準備をしてたので、準々決勝で負けてしまった翌日にチームに戻って、いつでも投げれるっていう意思表示はしましたし。それで今日投げることになったんですけど。そこら辺は大丈夫でした」

 ――試合ではゴロ併殺が2つ。狙い通りだったか。
 「そうですね。やっぱりゴロを打たせるっていうのは持ち味だと思いますし、打球を上げないっていうところも、やっぱり今年の一つの大きな課題になってくると思うので。そこら辺は良かったと思いますし。と言っても、キャッチャーのグッドマンと組むのは初めてですし、1回ライブBPやりましたけど。“どういうロケーションで投げるのかな”って色々探ってる部分もあると思いますし。これから関係性をより深めて、しっかり抑えていくことができればいいんじゃないかなと思っています」

 ――WBCで学んだこと。
 「率直にやっぱりね、悔しいっていう表現でいいのかどうか分からないですけど。やっぱり良い経験で終わらせたくないっていうのが一つ強く思っていて。ああいうレベルの高いところで、まだまだやりたいなって気持ちにもなりましたし、同時にまだまだ自分も成長できるなっていう風に思えた期間だったので。それだけでも僕は価値があったと思いますけど。すごく良いお経験になったっていうので終わらせたくないなっていう気持ちです」

 ――ピッチクロックをNPBでも導入すべきという議論もある。
 「僕も導入できるのであればした方がいいと思います。ただ、日本の場合はなかなか初動が遅いというか、難しさはやっぱりあると思うので。興行という部分でね考えればやっぱり試合時間が短くなると困る球団もあるでしょうし。いろいろな問題がやっぱり出てくると思うんですけど。でも、やっぱり選手を第一優先に考えてほしいと思ってますし。これから球団のことではなくて、日本野球界がより良くなっていく、世界基準で戦っていけるような風になっていけば、僕はいいなと思っているので。そういう観点で考えてもらえたら良い方向に進むんじゃないかなと僕は僕個人としては思っています」

 ――ピッチクロック以外にも感じたことはあったか。
 「そこら辺も難しいですよね。やっぱりDHももう何年も議論して、やっと来年からっていうふうになってますし。ピッチクロックも今話し合って、じゃあいきなり来年からってなるか。僕はずっと選手会長をやって、選手会で働いてきましたけど。なかなかそういうスピード感っていうのが求められる中で難しさっていうのはやっぱりあるので。やっぱり選手のことを考えて、選手ファーストで考えれば難しい話じゃないって僕は思うので。思うところはそこだけです」

 ――再び代表への思いは。
 「はい。1つの目標になったのは間違いないです。はい」

 ――やり残したものがある。
 「そうですね。でもそればっかりりは本当に、チームとしては本当に一生懸命やった結果だと思いますし。誰もがそこで負けようと思ってなかったと思うし。個人としては本当に素晴らしい経験になったし、さらに上を目指していけるきっかけになると思うので。まだまだここでこのままじゃ終われないなって気持ちになりました」

 ――開幕まで1週間。今後の登板予定。
 「また明日話し合うと思いますけど、次は4イニング、5イニングぐらいまた投げると思う。それが ライブBPの形式になるのか、どういう形式になるかわからないですけど。ただ、本番で投げてるので。今日も余力を持って終われましたし。そこはチームと話し合いながらいい形でシーズンに入ればいいなと思っています」

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