ミキハウス・阿部巧雅 最速152キロ右腕が入社後初先発で6回無安打無失点 ノーノー継投で準決勝進出

[ 2026年3月20日 18:11 ]

JABA大阪府・和歌山県連盟春季大会2回戦   ミキハウス2―0大阪ガス(7回制) ( 2026年3月20日    パナソニックベースボールスタジアム )

6回無安打無失点と好投したミキハウス・阿部
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 ミキハウスが7回参考記録ながら無安打無失点継投で準決勝に進出した。入社2年目で初先発となった阿部巧雅投手(23)が6回を無失点。大阪ガスの強力打線を相手に4者連続を含む6三振を奪った。

 「自分のボールがどれだけ通用するかというのを試すつもりでした。自分のボールを投げられた時はファウルや空振りも取れたので、そこは自信になりました」

 最速152キロ右腕が、ついにベールを脱いだ。切れのある直球とベース板での強さが持ち味。グラウンドのある大阪府枚方市は最高気温15度だったが、直球は最速148キロを計測した。初回2死二塁では、相手4番をこん身の外角低め直球で見逃し三振。一転、3連続四球で招いた6回2死一、二塁のピンチは冷静に現状を分析していた。

 「疲れもあって、ストレートが抜けていた。変化球でしっかり追い込むというつもりで投げました」

 初球は外角への変化球でストライク。カウント1―1ではチェンジアップを狙い通り外角低めに投じ、左飛に仕留めた。8四球で4度も得点圏に走者を背負ったが、要所を締めての無安打投球。7回から救援した左腕・仲尾元貴も無安打で締め“ノーヒットノーラン”を達成したが、阿部は「ランナーをたくさん出してしまったので無安打は意識していませんでした」と振り返った。

 上田西(長野)、法大を経て昨季に入社したが、公式戦での登板機会は一度もなし。今オフは「自分のバランスで投げられるようになること」に重点を置いた。体幹強化やバランストレーニングを黙々と継続。「荒れてはいますが、昨年よりはしっかりまとまって投げられている」とうなずいた。

 「いいバッターとたくさん対戦できた中で、真っすぐをストライクゾーンに投げられれば通用するのは分かった。今度もどんどん真っすぐで押していきたいと思います」

 4月16日にJABA日立市長杯選抜野球大会が開幕し、同日のテイ・エステック戦(常陸大宮市民球場)から勝負の時が始まる。投手陣の底上げが求められる中、阿部が台頭すればチームにとっては大きなプラス材料。今後が楽しみとなる好投だった。

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