「井端さんが僕の基礎」現役選手が明かした名手・井端コーチの教え 結果につながり「自信に」

[ 2026年3月10日 15:57 ]

中日・山本泰寛
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 NHK BS「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~」(日曜後9・00)が8日に放送され、現在開催中の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの指揮を執る井端弘和監督(50)にかつて指導を受けた現役選手が“井端の教え”を明かした。

 この日のテーマは「カットプレー」。外野手からの返球を内野手が中継して進塁を阻む連係プレーだ。

 番組によると、昨季プロ野球で発生したカットプレーの総数は318回で、そのうちアウトにしたのは60回。また、カットプレーの捕球順で一番多かったのは「7―6―4」で54回(うちアウト12回)、次は「9―4―2」で31回(うちアウト7回)、3番目は「9―4―5」で30回(うちアウト2回)だったという。

 そして、昨季のカットプレーで最も走者を仕留めたカットマン、つまり内野手としてカットプレー最多補殺(4回)を記録したのは中日・山本泰寛内野手(32)と明かされた。カットプレーに関与したのは11回で補殺が4回。二塁手でも中継に入ったが、アウトにしたのは本塁、三塁各2回、いずれも遊撃手としてだった。

 番組の取材に応じた山本は「僕はカットプレーは得意なプレーだと思っているので自信持って常にやっていますね」。

 カットへの入り方については「打球を追って自分がラインをつくるんじゃなくて、外野手がどこで打球処理するのかっていうのを予測して、そこでラインをつくってあげると結構早くいい感じに真っすぐ直線上に入れると思うんで、そこは意識しているところですね」と明かした。

 だが、時には外野手と送球する塁を結んだ直線上ではなく「逆くの字」の位置に入ることもある。また、外野手に正対して両手を上げて体を大きく見せ、送球の的になることも大事。プレーのスピードを上げるためジャンプして半身で捕球し、着地しながら右足、左足とステップして最後は「多少遅くなってもいいんでしっかり軸足乗せて大きく使って投げることで正確性、強さが出ると僕は思っていますね」と語った。

 ステップの際には軸足にしっかり体重を乗せる。それを教えてくれたのが井端氏だそうで「“しっかり軸足に乗せなさい”“軸足に乗せたものを前側に移しなさい”っていうのは凄く言われてた。井端さん(の指導が)が僕の基礎になってるかなと思います」と感謝した。

 番組の取材が終わって緊張が解けると、山本は「自信になりました」と3度繰り返し、「カットプレー…自分、早いんだなっていう」と笑顔を見せていた。

 中日、巨人でプレーした現役時代の井端氏は名手として知られ、引退後は巨人で内野守備走塁コーチに就任。山本も当時、巨人でプレーしていた。
 

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