チェコ・ハジム監督 日の丸ハチマキで「ニッポン、アリガトウ」 「旅行者じゃないと…」4連敗も胸張る

[ 2026年3月10日 22:31 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   チェコ0ー9日本 ( 2026年3月10日    東京D )

WBC1次R<日本・チェコ>5回、好投のサトリアに頭を下げるハジム監督(右)(撮影・光山 貴大)
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 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組で、敗退が決まっているチェコは最終戦で日本に0―9で敗れ、4連敗で大会を終えた。今大会限りで代表引退を予定しているオンジェイ・サトリア投手(29)が5回途中6安打無失点と好投。7回まで0-0と日本と互角の投手戦を演じたが、8回に守備の乱れをきっかけに大量失点した。

 パベル・ハジム監督は試合後の会見で、サトリアと後を受けた22歳の右腕コバラの継投について「ここまでのチェコ野球、サトリアの結果そのものだった。WBCという大きな舞台でサトリアが投げたまでが過去とするなら、コバラにスイッチした時からが未来。あそこがターニングポイントだった」と振り返る。

 日本の強力打線を翻弄したサトリアの投球を「素晴らしい」と絶賛し、「全ての選手の夢、4万人を超える前で引退試合をするなんて」と話した。

 自身については「今年11月のプレミア12の予選を戦い、27年のプレミア12もある。それが監督として最後になると思います。新しい監督が来ると思います」とWBCの指揮は今大会が最後になると説明。「欧州選手権に出たり、WBCに2回出たり素晴らしいキャリアを送ることができた」と振り返った。

 試合前の会見では「私たちは観光で東京に来たわけではない」と話していた指揮官。「今日の試合でツーリストじゃないことを証明できたと思います。東京ドームで私たちのプレーはチェコの野球界の夢だけではない。ヨーロッパ全体の野球界にメッセージを送れた。私たちは小さな国だが大きな夢を持っています。誇りに思います」と改めて思いを口にした。

 最後は日の丸のハチマキを巻いて「ニッポン、アリガトウ」と感謝を伝え、自身の背番号89を指して「ヤキュー(89)、フォーエバー!」と日本語を交えて敬意を示した。

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