ヤクルト・池山監督 「ブンブン丸」野球で初勝利!積極的打撃で鮮やか逆転劇

[ 2026年2月22日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト3―1巨人 ( 2026年2月21日    那覇 )

<巨・ヤ>勝利し、ナインとタッチを交わす池山監督(中央)(撮影・光山 貴大)
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 プロ野球のオープン戦が21日、沖縄県内の4試合で開幕した。池山隆寛新監督(60)が率いるヤクルトは、1点を追う5回に3点を奪い、3―1で巨人に勝利。積極的に打ってつなぐ「ブンブン丸」野球を象徴するような鮮やかな逆転劇だった。今春の対外試合4試合目での初勝利。新指揮官は、今季スローガンの「燕心(エンジン)全開」をもじって「燕心始動」を宣言した。

 喜びはちょっと控えめでも、池山監督には笑みが浮かんだ。監督初勝利。対外試合3連敗から、オープン戦開幕戦で巨人を相手に見事な逆転勝ちだ。

 「オープン戦とはいえ、やはり勝ちは気持ちいいもの。お客さんも入って応援の中、ぞくぞくする感じを受けたので、うれしい限りです」。試合後に初勝利をそう振り返り、話題が新外国人投手に及んだときだ。「無事にエンジン(燕心)始動しましたので。どこで全開になるか分からないけど」。今季のチームスローガンにかけた言葉は、チーム全体へも向けられていた。

 「燕心」をスタートさせたのは、0―1の5回だ。先頭の8番・武岡が右翼線三塁打。「チャンスをつくりたい状況で、チームが求めることができた」。2球目を積極的に打った一打が口火を切り、続く丸山和も2球目を右中間三塁打で同点とした。無死三塁で内野陣が下がる中で「ゴロも考えたけど、自分のアピールの場でもある。ヒットを打ちにいって、最高の結果になった」。さらに1死三塁で内野陣が前進守備に変わると、2番・伊藤は2球目をしぶとく右前へ落として勝ち越し。2死後は4番・赤羽が四球を選び、5番・オスナの中前適時打で3点目。昨年8勝16敗1分けと辛酸をなめた巨人相手に、鮮やかな逆転劇だった。

 打ってつなぐ「ブンブン丸」野球。池山監督は「27アウトしかない。1つアウトをあげてランナーを進めて点が取れるならそこも考えるけど、今は打者陣の状態を上げるのが優先なので打っていくことが重きになってる」と説明。「一発がない打線。赤羽もオスナによく(四球で)つないだ。そういうとこも必要」と評価した。

 口火の武岡、勝ち越し打の伊藤、3点目のオスナはケガ人続出の内野陣。同点打の丸山和も外野手争いの中でのアピールとなった。厳しいチーム状況の中「燕心」が点火した。(秋村 誠人)

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